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大人向け 400名超の中学生とともにメタバース空間で学ぶ、情報リテラシー講座を実施

2026年7月16日(木)、兵庫県姫路市立夢前中学校の生徒の皆さまを対象に「J:COMネットフレンドリー講座」を実施しました。

今回は通常のオンライン講座とは異なり、メタバース空間を活用した新しい形式での開催で、約420名の全校生徒が同時に参加する取り組みとなりました。

■ メタバース空間での講座にチャレンジ!

今回の講座は、姫路市教育委員会が市内中学生の学習プラットフォームとして常設している、「魔法スクール姫路城」という、インターネット上のメタバース空間で実施。

この魔法スクール姫路城内は、ちょっと懐かしいゲームのような2Dの描画になっています。ここに夢前中学校生徒は、学校の自席から各自のアバターで参加。私たち講師は大阪のオフィスからそれぞれのアバターで参加し、メタバース空間内のイベント会場で合流して講座をおこないました。

私自身、これまで数多くの情報リテラシー講座を担当し、ZoomやTeamsなどのオンライン講座も実施してきましたが、全校生徒が同時に「メタバースで受講する」のは初めてで、とても新鮮でした。J:COMとしても初めての取り組みで、開始前からワクワクしていました。

■ チャットが止まらない! 生徒の主体的な参加に感動

講座は、「自由にチャットで意見を送っていい」というルールのもとにスタート。開始直後から勢いよくチャットが流れ始めました。

そこでまずは「16歳未満SNS利用禁止について、どう思う?」という今話題のテーマをもとに、当事者ならではの意見を求めたところ、反対意見だけではなく、賛成意見も書きこまれ、それぞれに理由も述べられて、活発な意見交換がおこなわれました。

さらに個人情報を教える危険性、写真や動画共有のリスク、オンラインコミュニケーションの注意点など、取り上げるテーマごとに生徒の皆さまが次々と自分の考えを投稿。またアバターの「動き」による意思表示も活発でした。

これまでのZoomやTeamsのオンライン講座でも、双方向コミュニケーションを取り入れて実施してきましたが、メタバース空間の「チャット」と「動き」を活用すると、個々の生徒が遠慮なく自分の考えをアウトプットでき、講師側もそれらの意見を拾いながら進めることができて、なお一層双方向コミュニケーションとライブ感が高まることは、やってみて初めて実感できたことでした。

講座後には、「メタバースで受講するという貴重な体験ができてうれしかった。SNS利用時に気を付けたいと思った」といった感想が寄せられたり、リアクションもたくさん送ってくれたりで、私たち講師も体温が2~3度上がったのではないかというぐらい感激😊 大阪⇔姫路の距離を越えて、夢前中学校生徒の皆さまとの一体感を感じられました✨

■ 「禁止」ではなく経験と練習機会の提供

インターネットやSNSは、子どもたちにとって、今やあって当たり前。ですが、子どもたちはインターネット・SNSで必要な「社会性」を身につける前に、その中に入り込んでしまいます。

現実世界であれば、年齢があがるごとに学校などの環境が変わり、人間関係やルール・マナーが複雑化していき、その体験を通じて社会性を身につけていくことができます。でも、インターネット・SNS(※)は良くも悪くも境界線がないため、子ども自身の年齢・経験に関係なくいきなり「大人と同等」の振る舞いを求められます。しかも現状「練習」の場は少なく、いきなりぶっつけ本番の状態です。(※年齢制限が設けられているサービス・アプリもあります)

魔法スクール姫路城は、「姫路市内の中学生が活用するネット空間」という区切られた場所で、いずれ大人と同じ「ネット社会」に立つための練習ができるところだと感じました。

子どもたちの成長に応じた「経験と練習」ができる場を大人がつくり、提供することで、子どもたちのネット・SNS「禁止」ではなく「活用」をさらに促進していけるのではないかと、この講座を通じて強く感じました。

■ これからも地域とともに

今回の「J:COMネットフレンドリー講座 in 魔法スクール姫路城」を通じて、DXの活用による学びの可能性の広がりを改めて実感しました。これからも地域の皆さまとともに、安心してデジタル社会を活用できる環境づくりに取り組んでまいります。

2026.07.31

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