「iPhoneを水没させてしまったが、どうしたらいいのかわからない」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。近年流通しているiPhoneであれば、耐水性能が備わっているため、正しい対処法をおこなうことで水没によるダメージを軽減できる可能性があります。
ただし、耐水性能があるからといってそのままにしたり、誤った対処法をしてしまったりすると、故障のリスクが高まるため注意が必要です。
本記事では、iPhoneのモデル別防水性能と、水没した際の正しい対処法について解説します。iPhoneが水没した際のNG行動についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneが水没しているか確認する方法
iPhoneが水没しているかどうかは、「液体侵入インジケータ(LCI)」を確認することで判断できます。液体侵入インジケータは、2006年以降に製造されたiPhoneに搭載されており、SIMカードスロットの内側に設置されているのが一般的です。
液体侵入インジケータは通常、白色もしくはシルバー色をしていますが、水や水を含んだ液体などが付着すると赤く変色します。拡大鏡やライトなどを使って液体侵入インジケータを確認し、赤くなっていれば、本体内部に水分が侵入しているサインです。
iPhone12シリーズから最新モデルのiPhone15シリーズまでは本体左側に、iPhone5シリーズからiPhone11シリーズまでは本体左側のSIMカードスロットに、液体侵入インジケータが搭載されています。確認する際はSIMトレイを完全に取り外し、SIMカードスロットの内部を確認するようにしましょう。
なお、iPhone5シリーズ以前のモデルは、本体上部もしくは上部・下部の2箇所に液体侵入インジケータが搭載されています。
参考:iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外|Apple サポート
【モデル別】iPhoneの耐水性能
iPhoneは、iPhone7以降から耐水性能が備わっており、XR以降ではコーヒーやジュースなどの飲み物を多少こぼしてしまっても耐性があります。
iPhoneの耐水性能・防塵性能は、IEC規格60529に基づいたIP等級で表記されているのが一般的です。
なお、IPとはInternational Protectionの略で、IP等級は電子機器が異物や水の侵入に対してどの程度保護されているかを示しています。
<防塵性能>
第一特性数字 | 保護の程度 | テスト方法 |
---|---|---|
0 | 保護なし | - |
1 | 手の接近からの保護 | 手など直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない |
2 | 指の接近からの保護 | 指など直径12mmを超える固形物体が内部に侵入しない |
3 | 工具の先端からの保護 | 直径2.5mmを超える工具先端・固形物体が内部に侵入しない |
4 | ワイヤーなどからの保護 | 直径1.0mmを超えるワイヤー・固形物体が内部に侵入しない |
5 | 粉塵からの保護 | 機器の正常な動作に支障をきたしたり安全を損なったりする程の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 完全な防塵構造 | 粉塵が内部に侵入しない |
<耐水性能>
第二特性数字 | 保護の程度 | テスト方法 |
---|---|---|
0 | 保護なし | - |
1 | 垂直に落下する水滴による有害な影響を受けない | 200mmの高さより3~5mm/分の水滴、10分 |
2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより15°の範囲、3~5mm/分の水滴、10分 |
3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより60°の範囲、3~5mm/分の水滴、10分 |
4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない | 300~500mmの高さより全方向に10L/分の放水、10分 |
5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に12.5L/分・30kpaの噴流水、3分間 |
6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に100L/分・100kpaの噴流水、3分間 |
7 | 既定の圧力・時間で水中に没しても水が侵入しない | 水面下15cm~1m、30分間 |
8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
引用:IP規格・防水保護構造及び保護等級|日本エイ・ヴィー・シー株式会社
たとえば、IP67と表記されている場合、第一特性数字である6は粉塵が侵入しないレベルの防塵性能を表しています。また第二特性数字の7は、水深15cmから1mの水中に30分間沈めても動作に問題がないレベルの耐水性能を持つことを表しています。
以下の章では、モデルごとのiPhoneのIP等級と耐水性能を見ていきましょう。
- iPhone 12以降~最新モデル
- iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11・iPhone XS・iPhone XS Max
- iPhone 7以降~iPhone SE (第 2 世代)
上記のモデルに分類し、1つずつ詳細を解説していきます。
【iPhoneの耐水性能】iPhone 12以降~最新モデル
iPhone12以降〜最新モデルのiPhone15シリーズは、IEC規格60529に基づくIP68等級に適合しています。IP68は、iPhone全機種の中でも最高クラスの耐水性能で、最大水深6mまでの水中に30分未満浸かっていても耐水できることを示しています。
なお、以下のiPhoneはIP68に適合していますので、ぜひ参考にしてください。
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
IP68は防塵性能6、耐水性能8と最高レベルの等級であり、粉塵が内部に侵入しない・水面下で使用が可能なことを意味します。ただし耐水性能8は、基本的にメーカーの独自基準によって設定されているため、同じIP68であっても各モデルで防塵性能・耐水性能が異なる場合があることには留意しましょう。
また、IP等級はあくまで常温の真水における規格となっており、プールやお風呂、海水などでの使用は想定されていません。さらに、経年劣化や外観の破損・傷などにより、防塵性能・耐水性能が低下する可能性もあるため、注意が必要です。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
【iPhoneの耐水性能】iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは、IEC規格60529に基づくIP68に適合しており、水深4mまで、30分未満まで浸かっていても耐水できるとされています。iPhone 12以降~最新モデルと同様のIP68ですが、最大水深が異なるため注意が必要です。
先述のとおり、耐水性能の最高レベルである8は、メーカーの独自基準によって設定されています。したがって、同じ等級でも、各モデルで防塵性能・耐水性能が異なることに留意しましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
【iPhoneの耐水性能】iPhone 11・iPhone XS・iPhone XS Max
iPhone 11 ・iPhone XS・iPhone XS Maxは、IEC規格60529に基づくIP68に適合しており、水深2mまで、30分未満まで浸かっていても耐水できるとされています。iPhone 12以降〜最新モデルと同様に最高クラスのIP68ですが、最大水深が半分以下です。
先述のとおり、耐水性能の最高レベルである8は、メーカーの独自基準によって設定されています。そのため、同じIP68でも防塵性能・耐水性能が異なることに留意しましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
【iPhoneの耐水性能】iPhone 7以降~iPhone SE(第2世代)
iPhone 7以降~iPhone SE(第2世代)は、IEC規格60529に基づくIP67に適合しています。IP67は、深さ1mまでの水中に30分未満浸かっていても耐水できることを示したものです。なお、IP67に適合しているiPhoneは以下のとおりなので、参考にしてください。
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
IP67は防塵性能6、耐水性能7を示しており、粉塵が内部に侵入しない、水深1mに30分浸かっても耐水できることを意味しています。iPhone XS以降のiPhoneと比較すると、防塵性能は6で同等であるものの、耐水性能がやや劣るため、水没には注意しましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
【6ステップ】iPhoneが水没してしまった際の対処法
ここでは、iPhoneが水没してしまった際の対処法について、手順を詳しく解説していきます。
- iPhoneの電源を切る
- iPhoneに付着した水分を拭き取る
- そのまま放置して乾燥させる
- iPhoneからSIMカードを抜き取る
- 念のためiPhoneのバックアップをとっておく
- 修理業者に点検に出す
近年発売されているiPhoneは耐水性能が備わっているため、たとえ水没したとしても、適切な対処をすれば大きな故障につながる可能性は低いといえます。
水没した際は、iPhoneへのダメージを最小限に抑えるためにも、以下で紹介する6ステップの対処法をおこないましょう。
ステップ1.iPhoneの電源を切る
iPhoneが水没した際には、まずiPhoneの電源を切りましょう。
先述のとおり、iPhoneは耐水性能が備わっているモデルが多く、たとえ水没したとしても、操作ができる場合も少なくありません。
しかし、内部に水や液体が侵入したまま通電していると、内部の基盤がショートし、故障につながる可能性があります。そのため、iPhoneが完全に乾くまでは、電源を切った状態にしておくことが大切です。
なお、Appleの公式サイトでは、水以外の液体が飛び散った場合にその部分を水道水ですすぐよう推奨されています。水ですすぐ際にも、忘れずに電源を切りましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
ステップ2.iPhoneに付着した水分を拭き取る
電源を切ったあとは、iPhoneの表面に付着した水分を優しく丁寧に拭き取ります。
ケーブルやスマホケースなどのアクセサリを装着している場合は取り外し、完全に乾燥するまではケーブルをつながないようにしましょう。
iPhoneのコネクタ部を下向きにし、手のひらにのせて優しくたたきながら余計な水分を出します。そのあと、糸くずがつかずゴワついていない柔らかい布で水分を拭き取りましょう。
水分が残っていると錆や故障の原因となるため、充電器の差し込み口やボタンまわり、イヤホンジャックなど細かな部分も丁寧に拭き取ることが大切です。
参考:iPhone で液体検出の警告が表示された場合|Apple サポート
ステップ3.そのまま放置して乾燥させる
水分を拭き取ったあと、水没したiPhoneはそのまま常温の環境で放置し、自然乾燥させるようにします。表面上は水分が付着していないように見えても、内部に水分が侵入している可能性も否定できません。
風通しのよい場所に放置し、完全に乾燥するまではそのままにしておきましょう。
なお、電源を切ってから半日から1日程度は放置し、しっかり乾燥させることが大切です。Appleの公式サイトにおいても、水没したiPhoneが完全に乾くまでに最長24時間かかる場合があるとされているため、風通しがよく湿気が少ない場所に丸一日放置することを推奨しています。
参考:iPhone で液体検出の警告が表示された場合|Apple サポート
ステップ4.iPhoneからSIMカードを抜き取る
iPhoneがしっかりと乾いたら、iPhoneの中に挿入されているSIMカードを抜き取りましょう。
最近では、iPhoneにSIMカードを挿入せずに通話やモバイルデータ通信ができるeSIMを設定している方も多いですが、SIMカードを挿入している場合はiPhoneのSIMトレイからSIMカードを抜き取っておきます。
SIMカードは、iPhoneで通話やモバイルデータ通信をおこなう上で必要なものです。SIMカードの表面にある金属部分が ICチップとなっているため、水分が付着したままだと錆の原因となり、認識不良や圏外表示などの不具合が生じる可能性があるため、注意しましょう。
また、Appleの公式サイトでも推奨しているとおり、SIMカードはiPhoneが完全に乾いてから取り出すようにしてください。SIMカードを取り出す際には、液体侵入インジケータ(LCI)が赤く変色していないかも、しっかりと確認しておきましょう。
参考:iPhone で液体検出の警告が表示された場合|Apple サポート
ステップ5.念のためiPhoneのバックアップをとっておく
念のため、iPhoneのバックアップをとっておくことをおすすめします。
近年、発売されているiPhoneは耐水性に優れていますが、水没した際に何らかのリスクが生じている可能性もゼロではありません。
今は正常に使えていても、内部に侵入した水分により基盤が腐食し、後々不具合が生じることも考えられます。万が一の故障に備えて、iPhoneのバックアップをとっておくと、より安心でしょう。
保存しているデータが多いと、バックアップに時間がかかったり、水没によりバックアップが取れなかったりする可能性もあります。定期的にデータのバックアップをおこなうことがおすすめです。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
ステップ6.修理業者に点検に出す
水没したiPhoneは、念のため修理業者に点検してもらうようにしましょう。
上記の手順でiPhoneを乾かし、そのあと問題なく使えていたとしても、iPhone内部に水分が侵入してしまうと基盤の腐食などが起こり、後々不具合が生じたり故障したりする可能性があります。
そのため、現状では不具合を感じていなくても、一度修理業者に点検に出すことがおすすめです。修理業者に点検してもらうことで、不具合があればそのまま修理を進められるほか、たとえ不具合がなかったとしても安心感を得られます。
iPhoneが水没した際のNG行動
ここでは、iPhoneが水没した際のNG行動について詳しく解説しています。
主なNG行動は、以下のとおりです。
- NG行動1.そのまま放置する
- NG行動2.充電する
- NG行動3.ドライヤーなどの風をあてて乾かす
- NG行動4.iPhoneを振るなどして水分を出そうとする
iPhoneを水没した際に誤った対処をしてしまうと、不具合や故障が生じたり、場合によっては電源が入らなくなってしまったりする可能性があります。
iPhoneの水没によるダメージが酷くならないよう、それぞれのNG行動を把握しておくことが大切です。
NG行動1.そのまま放置する
水分が付着したままのiPhoneをそのまま放置することはNGです。
水没したiPhoneの水分を拭き取らずにそのまま放置すると、別の箇所に水分が侵入してしまう恐れがあります。
また、完全に乾燥するまでに時間がかかり、部品が錆びてしまうことも考えられるでしょう。
そのため、iPhoneが水没した際には、先述した対処法のとおりしっかりと水分を拭き取り、電源を切ってから風通しのよい場所で乾燥させることが大切です。
iPhoneを乾燥させる際は、Appleの公式サイトの手順に従うようにしましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
NG行動2.充電する
iPhoneが水没した際、すぐに充電することはNGです。
濡れたままのiPhoneを充電すると、iPhoneの内部の基盤やバッテリーがショートし、故障の原因となる可能性があります。
なお、Appleの公式サイトでは、iPhoneが濡れた場合、ケーブルやアクセサリの接続は最低5時間経ってからおこなうことを推奨しています。ケーブル類をすべて取り外した上で、iPhoneが完全に乾燥するまでは充電を避けるべきです。
ワイヤレス充電を使用する場合も、糸くずが出ない柔らかい布で拭き取り、iPhoneが完全に乾いたことを確認した上で充電するようにしましょう。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
NG行動3.ドライヤーなどの風をあてて乾かす
水没したiPhoneに、ドライヤーなどの風をあてて乾かすのはNGです。
iPhoneが水に濡れるとドライヤーで早く乾かそうとしてしまいがちですが、iPhoneに限らずスマホなどの精密機械は熱に弱く、ドライヤーなどの熱風をあてることで故障のリスクを高めてしまいます。
なお、Appleの公式サイトにおいても、高温の熱源でiPhoneを乾かさないよう言及しています。
何度か解説しているとおり、水没したiPhoneは機械などを利用せず、風通しのよい場所に放置し、自然乾燥させるのが鉄則です。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple サポート
NG行動4.iPhoneを振るなどして水分を出そうとする
iPhone内部の水分を出そうと、iPhone本体を振るのはNGです。本体に水分が侵入している状態でiPhoneを振ってしまうと、内部の水分が動き、浸水箇所が広がってしまう可能性があります。結果として、症状をより悪化させてしまうため、決してiPhoneを振ったりしてはいけません。
また、水分を吹き飛ばすためにドライヤーなどの機械を使用すると、浸水箇所を広げてしまうため逆効果です。
iPhoneが水没した際には、正しい対処法で水分を拭き取り、自然乾燥させるようにしましょう。
万が一に備えてスマホ保険に入っていると安心!
水没による故障などのリスクに備えるには、スマホ保険に加入することがおすすめです。
スマホ保険とは、メーカー保証対象外のトラブルでも保証を受けられる保険を指します。スマホ保険は、購入から年数が経ってしまったスマホでも加入できるのが特徴です。
AppleCare+や携帯キャリアが提供する保証サービスは、バッテリー交換や自然故障に対しては手厚いものの、水没には対応していない場合があります。一方でスマホ保険の場合は、通常の保証対象外のトラブルに対応している場合が多いほか、月額数百円からと価格が安いことも嬉しいポイントです。
今後の万が一に備えたい方は、スマホ保険の加入を検討してみるとよいでしょう。ただし、保険に加入できる使用期間が設けられていたり、盗難・紛失は対象外だったりと内容はさまざまなため、スマホ保険の加入先をしっかりと比較検討することが重要です。
まとめ
iPhoneが水没した場合はそのまま放置せず、まずは電源を切り、付着した水分を丁寧に拭き取った上で自然乾燥させることが大切です。
iPhone本体がしっかりと乾いたことを確認できたら、SIMカードを取り出し、データのバックアップもおこないましょう。
この際、iPhoneを早く乾かそうとドライヤーを使用したり、iPhoneを振って内部の水を出そうとしたりすることは、故障のリスクを高めてしまうためNGです。
また、今は問題なく使えていても、内部に水分が侵入していると後々不具合が生じる可能性もあります。そのため、iPhoneが水没してしまった際にはご紹介した対処法を速やかにおこない、なるべく修理業者の点検を受けることがおすすめです。
iPhoneが水没してしまうと焦ってしまうことも多いでしょう。しかし、正しい対処法をほどこせば、水没したiPhoneのダメージを最小限に抑えることが可能です。ぜひ本記事を参考に、iPhoneの水没に備えましょう。