購入したiPhoneの充電速度が遅くなると、故障しているのではないか?と不安になってしまいますよね。iPhoneを買い替える時期でもない場合、充電速度が遅いという理由だけで買い替えるのは、出費の面からも躊躇してしまうでしょう。
本記事では、iPhoneの充電速度が遅くなる原因について解説します。iPhoneの充電速度を上げる方法もあわせてご紹介しているので、充電速度に関する悩みを抱えている方は、買い替えを検討する前に、ぜひ本記事を参考にしてください。
iPhoneの充電が満タンになるまでの平均時間
一般的に、正規店で購入したiPhoneに付属のApple純正品である20Wの充電器を使用した場合、電池残量が0%の状態からフル充電の状態になるまでには、おおよそ1時間から1.5時間ほどかかるといわれています。バッテリー残量が0になってしまい、取り急ぎ緊急の連絡だけでも…という場合も、30分あればフル充電の半分までは充電できるといえるでしょう。
なお、iPhoneの充電が満タンになるまでの時間は、使用している機種や充電器によっても左右されます。たとえば、純正品以外の充電器を使用している場合を想定してみましょう。1%の充電が溜まるまでに2分かかる1Aの充電器だと、フル充電には3時間ほどかかります。
またiPhoneの充電時間は、充電時の状況によっても変動します。上述した「1時間から1.5時間」というのはあくまで「何も操作をしていない状態」での充電によるものです。アプリを起動しながらの充電である場合、充電しながらも電力を消費し続けていることになるため、その分充電に時間がかかってしまいます。
アプリなどを使用していないにもかかわらず充電速度が遅い場合は、後ほど解説するような別の原因があるかもしれません。
参考:iPhoneアクセサリ 20W USB-C電源アダプタ|Apple
iPhoneの充電が溜まるまでの時間を確認・表示する方法
iPhoneの充電が溜まるまでの時間は、iOSのショートカットアプリのオートメーション機能を使用することで確認できます。オートメーション機能は、iPhoneの充電完了までにかかる時間を表示させる機能のことで、以下の手順で確認・表示が可能です。
- ショートカットのリンクをタップ
- 「ショートカットを追加」をタップ
- ショートカットアプリのオートメーションより、右上の+をタップ
- 「個人用オートメーションを作成」をタップ
- 「充電器」を選択
- 「充電されている」を選択
- 「アクション追加」をタップ
- 「ショートカット」と検索し「ショートカットを実行」をタップ
- 「ショートカット」をタップし「充電完了時間は?」を選択
- 「実行前に尋ねる」をOFF
上記の手順を実施後、オートメーション一覧に「iPhoneが電源に接続したとき」が表示されていればOKです。なお、充電完了までの時間は、iPhoneを充電ケーブルに差した段階で表示されるようになります。
iPhoneの充電が遅い原因5つ
iPhoneの充電にかかる時間を確認する中で、フル充電までの速度が遅くなっていることに気づく場面もあるでしょう。
iPhoneの充電速度が遅くなる原因は、主に以下の5つです。
- 原因1.iPhoneのバッテリーが劣化している
- 原因2.ながら充電をしている
- 原因3.複数のアプリを同時起動している
- 原因4.iPhoneや周辺の温度が極端に高いor低い
- 原因5.過去に水没させたことがある
1つずつ詳細を解説していきます。
原因1.iPhoneのバッテリーが劣化している
iPhoneのバッテリーそのものが劣化している場合、比例して充電速度も遅くなります。iPhoneのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、充電と放電を繰り返すことで劣化していくのが特徴です。長期間使用しているiPhoneは、その分バッテリーの充電と放電の回数も重ねているため、充電時間が延びてしまっているかもしれません。
「バッテリーが劣化すると充電がすぐなくなる」とイメージしている方も多いでしょう。この症状に加えて「充電にかかる時間が長くなる」のも、バッテリーの劣化による症状と認識しておくべきです。
原因2.ながら充電をしている
「iPhoneの充電が満タンになるまでの平均時間」の項目でも触れたように、アプリなどをプレイしながらの充電、いわゆる「ながら充電」をしていると、充電時間が自ずと長くなってしまいます。
iPhoneの仕組み上、操作には充電よりも優先して電力を供給するため、ながら充電をしていると充電速度が遅くなってしまうのです。
とくにYouTubeなどで動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりするような操作は、iPhoneのバッテリーに大きな負荷をかけます。バッテリーに負荷がかかるほど消耗量も多くなるため、自然と充電時間が遅くなってしまうと考えられるでしょう。
原因3.複数のアプリを同時起動している
充電中に複数のアプリを同時に起動している場合も、充電までの速度が延びてしまいます。
たとえ充電中にアプリを操作していなくても、バックグラウンドでアプリが動いている場合は電力が供給されている状態です。ながら充電をしていなくても、充電に時間がかかってしまう原因は、バックグラウンドにあるといえます。
とくに、BluetoothやGPS機能はバッテリーに負荷がかかりやすいため、充電速度を適正状態でキープしたい場合は、バックグラウンドで起動されていないかの確認も重要となるでしょう。
原因4.iPhoneや周辺の温度が極端に高い or 低い
iPhoneそのものや周辺の温度が極端に高い、もしくは低い場合も、バッテリーに負荷がかかりやすいため、充電速度が遅くなるでしょう。
iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池は熱に弱く、高温の環境では性能が低下する傾向にあります。
Appleの公式サイトにおいても、0℃から35℃の環境下で使用するよう記載されています。また、低温の場合もリチウムイオン電池に負荷がかかるため、同じくAppleの公式サイトに記載がある-20℃から-40℃の下限温度を意識するようにしましょう。
なお、周辺温度が劣悪な状態でiOSデバイスを使用した場合、充電速度が遅くなるだけでなくバッテリーの「持ち」も悪くなるため、注意が必要です。
参考:iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合|Apple
原因5.過去に水没させたことがある
過去に水没したことのあるiPhoneは、水没させていないiPhoneと比べて充電速度が遅くなる傾向にあります。
最近のiPhoneは耐水性に優れているものも多いため、多少水に濡れる程度であれば大きな影響はなく、そのまま使用し続けられるでしょう。
ただし、過去に水没させてしまったiPhoneの場合、バッテリーも含めた内部にダメージが残っている可能性がないとも限りません。iPhone内部にダメージが残っている状態だと、仮に正常な動作自体ができていても、バッテリーに影響が出て充電時間が長くなることがあります。
iPhoneの充電が遅い場合の対処法5つ
ここまでご紹介した「iPhoneの充電が遅くなる原因」のうち、どれか1つは当てはまるという方も多いでしょう。
では、iPhoneの充電が遅くなる原因に当てはまった場合、もう買い替える以外の選択肢はないのでしょうか。ここからは、iPhoneの充電速度が遅くなった場合に実施したい対処法を5つご紹介します。
- 対処法1.iPhoneを再起動する
- 対処法2.電源を切ってから充電する
- 対処法3.最新のiOSにアップデートする
- 対処法4.すべてのアプリを終了させてから充電する
- 対処法5.バッテリー交換をおこなう
ここでご紹介する対処法を実践することで、劣化しているバッテリーでも充電速度を通常にちかい状態まで戻せるかもしれません。
対処法1.iPhoneを再起動する
再起動によりiPhoneをリセットすることで、充電速度を上げられる可能性があります。
動作や設定、充電環境に問題がないにもかかわらず充電速度が遅い場合は、再起動を試してみましょう。iPhoneのアプリやシステムを一旦終了させることで、充電速度に影響を及ぼしているものをリセットでき、充電速度を正常に戻せるようになります。
再起動はバックグラウンドで動いているアプリを少なくする効果もあるため、充電後のバッテリーを長持ちさせる意味でも効果的です。
なお、iPhoneの再起動については、以下の表から、通常の再起動と強制再起動の方法を確認しておきましょう。
再起動(X・11・12・13以降) | 再起動(6・7・8・SE) | 強制再起動(iOS17) |
---|---|---|
いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しし、電源オフスライダが表示されたら放すスライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待つサイドボタンを Appleロゴが表示されるまで長押しして電源を入れる | サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しするスライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待つサイドボタンを Appleロゴが表示されるまで長押しして電源を入れる | 音量を上げるボタンを押してから素早く放す音量を下げるボタンを押してから素早く放すサイドボタンを押さえたままにするAppleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す |
参考:iPhoneを再起動する|Apple
参考:iPhoneを強制的に再起動する|Apple
対処法2.電源を切ってから充電する
iPhoneの電源をオフにしてから充電することで、周辺環境や使用条件に左右されず充電できます。すべてのシステムが止まった状態で充電できるため、余計な電力を消費せず、充電時間を早められるでしょう。
iPhoneの電源が入ったままでは、ディスプレイやWebページのデータを一時保存する「キャッシュ」により少なからず電力が消費されていることになります。キャッシュは、再度Webサイトやアプリを開く際にスムーズな再表示が叶うため、非常に便利な機能なのですが、キャッシュデータが溜まることでデータを圧迫し、バッテリーにも影響を与えてしまうのです。
そのため、電源を切ってから充電することで、充電速度に関する悩みを解消できるかもしれません。
なお、iPhoneの電源を切った状態での充電は充電速度を上げる手軽な方法ではあるものの、充電中に連絡を取り合ったり、操作ができなかったりする点には留意しておきましょう。その点に関しては、連絡の入る可能性が低い夜中に充電するなど余裕のある状況でおこなうことで、解決できます。
対処法3.最新のiOSにアップデートする
iOSが最新の状態になっていないと、ソフトウェアの不具合が発生し、充電速度が遅くなると考えられます。
iPhoneは、定期的なアップデートによりソフトウェアの不具合を解消しているので、iOSのアップデートが通知されたら、放置せずにできるだけ早くアップデートしましょう。
古いバージョンのままでは充電速度に影響を及ぼすだけでなく、バッテリーの持ちにも悪影響となる可能性があります。
なお、iOS5以降の場合は、以下の手順でアップデートが必要かどうかの確認が可能です。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「一般」をタップする
- ソフトウェアアップデート
充電速度に変化が表れたと感じる場合は、この手順で確認してみるとよいでしょう。
参考:バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす|Apple
対処法4.すべてのアプリを終了させてから充電する
充電する前に、起動されているアプリをすべて終了させてから充電してみることで、充電速度が改善されるかもしれません。
複数のアプリが起動したままでは、バッテリーに負荷がかかって充電速度に悪影響を及ぼします。画面下部をタップしたまま上部にスワイプし、立ち上がっているアプリを終了させるだけで、充電速度が改善される場合もあるでしょう。
加えて、バッテリーに負荷がかかるバックグラウンド更新も、オフにしておくことを推奨します。SNSやゲームなど、定期的に更新されるアプリは電力の消費も激しいため、以下の方法でバックグラウンド更新をオフにしましょう。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「一般」をタップする
- 「アプリのバックグラウンド更新」をタップする
- オフにする
充電速度における悩みの解消につながります。
対処法5.バッテリー交換をおこなう
充電速度が遅くなる原因としてバッテリーの劣化が考えられる場合は、バッテリーそのものを交換してしまいましょう。
ここまでご紹介した方法を実践しても充電速度が改善されない場合は、バッテリー自体が劣化しているかもしれません。バッテリーの劣化は交換により改善でき、新しいバッテリーであれば充電速度も申し分ないでしょう。iPhoneのバッテリーは、一般的に、最大容量の80%以下になった際の交換が推奨されています。バッテリー容量を確認したい場合は、以下のステップを実施してください。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「バッテリー」をタップする
- 「バッテリーの状態と充電」をタップする
- 最大容量を確認する
なお、AppleCare+であれば「バッテリー80%未満」は無償交換の対象となるため、安心して交換できます。
参考:iPhoneのバッテリーとパフォーマンス|Apple
参考:iPhoneのバッテリーサービス|Apple
充電器の問題で遅くなってしまっている場合も?
iPhoneの充電が遅くなる原因には、デバイス本体ではなく充電器側の問題も挙げられます。たとえば、充電ケーブルが破損している場合、充電速度が遅くなってしまいます。
また、充電ケーブルやアダプターの出力が弱い場合は、必然的に充電速度も遅くなってしまうでしょう。先述したとおり、純正品のアダプターは20Wで、30分で50%の充電が可能ですが、20Wより弱い純正品以外の製品では当然それ以下の性能しか期待できません。
USB端子でパソコンから充電している場合も、コンセントより電気の出力が弱いため、充電速度は遅くなってしまうでしょう。パソコンのUSBポートから流れる電気は、USB2.0までの規格なら最大電流0.5Aで最大電力2.5W、USB3.0の規格なら最大電流0.9Aで最大電力4.5Wといわれています。この数値から、パソコンのUSBポートは、純正品の20W
に遠く及ばないことがわかるでしょう。
参考:iPhoneアクセサリ 20W USB-C電源アダプタ|Apple
充電器側の問題である場合の対処法
充電速度の遅さの原因が充電器側にあると考えられる場合は、充電ケーブルに破損がないかをまず確認しましょう。
とくにUSBタイプのケーブルは耐久性が低いものも多く、すぐ断線してしまうので、少しでも破損が懸念される場合は新しいケーブルに交換してください。
また、普段の充電がUSBポートからである場合は、コンセントから直接充電するスタイルに変えるだけで、充電速度が改善されるでしょう。
Appleの純正品に替えるのはもちろん、急速充電タイプの充電器に変更することもおすすめです。
少しでも充電を早くしたいときの裏ワザ
iPhoneをフル充電するまでの時間を少しでも短くしたい場合は、以下に挙げる2つの方法を実践してください。
- 機内モードで充電する
- 低電力モードで充電する
ここでは、iPhoneの充電速度を上げるのにおすすめの裏ワザについて解説します。
機内モードで充電する
iPhoneを機内モードにした状態で充電すると、通常の充電と比べて早くフル充電できます。機内モードとは、飛行機に乗る際に設定するモードのことで、カメラやBluetooth以外の機能をオフにして電波を受信しないようにできることが特徴です。
機内モードをオンにすることで電波を利用できなくなるため、電力を抑えながら充電できるようになります。なお、機内モードは以下の手順で設定してください。
- iPhone画面の右上から下にスワイプしてコントロールパネルを開く
- 飛行機アイコンの機内モードをタップする
このように、非常に簡単な操作なので、試してみる価値は大きいです。
参考:iPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch で機内モードを使う|Apple
低電力モードで充電する
iPhoneを低電力モードで充電することも、充電速度を上げる裏ワザの1つです。低電力モードとは、iPhoneの消費電力を抑えるために、一部の機能を使用できなくすることです。ディスプレイやアプリの動作なども制限できるため、消費電力を抑えた状態で充電できます。
なお、低電力モードを設定する際は、以下の手順で実施してください。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「バッテリー」をタップする
- 低電力モードをオンにする
コントロールセンターから低電力モードをオンにする際には、以下の方法でおこないましょう。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「コントロールセンター」をタップする
- 「コントロールを追加」から「低電力モード」を選択する
上記を実施することで、コントロールセンターに低電力モードが追加されるので、iPhoneの右上から下にスワイプするだけで低電力モードを設定できるようになります。
参考:iPhone や iPad で低電力モードを使ってバッテリーを長持ちさせる|Apple
バッテリーを劣化させない4つの充電方法
iPhoneの充電速度は、バッテリーの劣化状態によっても左右されます。
ここでは、iPhoneのバッテリーを劣化させないための方法を、4つご紹介します。
- 適切なタイミングで充電する
- ながら充電をしない
- 過充電に注意する
- 適温環境で充電する
充電速度に関する不具合を防止するためにお役立てください。
1.適切なタイミングで充電する
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、適切なタイミングで充電することが大切です。
とくに充電が0になったまま長時間放置されていた場合は、充電にかかる負荷も大きくなるでしょう。充電が0になった状態で充電した場合、急速充電モードが持続される状態となります。急速充電モードでは充電の速度自体は上がるものの、急速に充電するために電力を多く消費するため、バッテリーは劣化しやすくなるでしょう。
したがって、iPhoneのバッテリーをより長持ちさせたいのであれば、電池残量が0になる前にこまめに充電することを推奨します。
2.ながら充電をしない
これまでも触れてきたように、ながら充電はバッテリーに大きな負荷がかかるのでおすすめできません。充電速度に影響を及ぼすだけでなく、バッテリーの持ちも悪くなるためです。
とくに、充電しながらの動画視聴やゲームプレイ、アプリの操作はバッテリーにダメージを与えてしまうため、充電時は「充電のみ」に徹する方がよいでしょう。なお、充電しながらの通話も消費電力が増え、バッテリーにダメージを与えます。電話がかかってくる可能性の低い時間に充電するなどの工夫が必要です。
3.過充電に注意する
iPhoneは、過剰に充電するとバッテリーを多く消費するようになっています。充電が0になったまま放置することもNGですが、充電したままの状態が続くのも決して好ましくありません。100%まで充電した状態で放置すると、バッテリー残量が99%と100%を行き来する「過充電」の状態になってしまいます。過充電の状態はバッテリーに大きく負荷をかけてしまうため、残量に応じて充電状態と使用状態を切り替えることが大切です。ちなみにiPhoneの充電量は、20%から80%をキープするのがよいとされています。
充電状態をこまめに管理することが億劫な場合は、以下の手順でバッテリーの最適化を設定しましょう。
- iPhone画面の「設定」をタップする
- 「バッテリー」をタップする
- 「バッテリーの状態と充電」をタップする
- バッテリー充電の最適化
手軽に過充電対策ができます。
参考:iPhone の「バッテリー充電の最適化」について|Apple
4.適温環境で充電する
iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池は熱に弱いため、周辺の温度に注意して充電することも大切です。
周辺の温度が極端に高い、もしくは過剰使用によりiPhone本体そのものが熱を帯びている場合は、バッテリーに大きなダメージを与え、寿命が短くなってしまいます。とくに充電時はiPhoneが熱を持ちやすいので、周辺の温度は最適に保つことが重要です。
先述したとおり、Appleの公式サイトでは、iPhoneにとっての適温環境は0℃から35℃とされています。
参考:iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合|Apple
まとめ
本記事では、iPhoneの充電速度が遅くなる原因について解説しました。
iPhoneは、バッテリーの劣化やながら充電、アプリの同時起動や周辺の温度により充電速度が遅くなる傾向にあります。充電速度に関する不具合は、再起動や電源をオフにした状態での充電、iOSのアップデートなどで解消できる可能性があるので、iPhoneの充電速度が遅くなったと感じている方はぜひ実践してみましょう。
なお、充電速度における充電器側の原因や、バッテリーの劣化を防ぐための方法もあわせて解説しているので、少しでもバッテリーを長持ちさせるためにも、参考にしてみてください。