新しいスマホに買い換えてから、それほど年数が経っていないにもかかわらず、スマホが反応しなかったり、反応が鈍かったりして焦った経験を持つ方もいるのではないでしょうか。スマホのタッチ操作に不具合があると焦ってしまいますよね。
そんなときには、いくつかの対処法を試してみると、改善できる場合があります。
本記事では、スマホが反応しない場合に今すぐできる7つの対処法について詳しく解説していきます。スマホが反応しない原因や、修理となった場合の対応策についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
スマホのタッチパネルの仕組みは?
スマホやタブレットに採用されているのが、「静電容量方式」のタッチパネルです。
静電容量方式は、その名のとおり静電気を利用しています。スマホの画面を覆う静電気に触れることで、センサーがタッチされた場所を感知し、操作を実行するという仕組みです。静電気に触れて反応するため、手袋を着けていたり爪でタッチしたりすると、反応しづらいことがあります。
なお、初期のスマホの多くは、押す力に反応する「抵抗膜方式」のタッチパネルが採用されていました。静電容量方式は2本の指で拡大・縮小できるマルチタッチに対応していますが、抵抗膜方式は対応していません。また抵抗膜方式は、最近ではゲーム機に採用されることが多く、手袋や爪で触れても反応することが特徴です。
スマホが反応しない5つの原因
まずは、スマホが反応しない原因について見てみましょう。
主な原因は、以下の5つです。
- 指が乾燥していて反応しない
- スマホへの負荷が大きい
- 画面が汚れている
- 保護シートが感度を下げている
- スマホが故障している
スマホが反応しない原因は、故障だけとは限りません。
それぞれの症状についてしっかりと把握し、それに合った対処方法を試してみましょう。
1.指が乾燥していて反応しない
指が乾燥していると、スマホが反応しなかったり、鈍かったりすることがあります。先ほども述べたとおり、スマホのタッチパネルは静電気に触れてセンサーが反応するものです。
しかし、指が乾燥していると、静電気が起こりづらくなるため、タッチパネルの反応が鈍くなってしまいます。
乾燥が原因かどうかを見極めるには、自分以外の人に操作してもらうことがおすすめです。他人が使用すれば反応し、自分だけが反応しないのであれば、指の乾燥が原因かもしれません。
2.スマホへの負荷が大きい
複数のブラウザやアプリが起動したままになっていたり、検索履歴やキャッシュが溜まっていたりなどスマホへの負荷が大きいと、画面がフリーズし、タッチパネルが反応しないことがあります。そのほか、写真や動画などを大量に保存していると、ストレージ容量が圧迫されるため、スマホに負荷がかかる可能性が高まるでしょう。
また、バックグラウンドで起動している常駐アプリが、スマホの動作に影響を及ぼすことも考えられます。キャッシュ消去や不要なデータ・アプリの削除などを試してみましょう。
3.画面が汚れている
スマホの画面が汚れていると、タッチパネルの反応が鈍くなったり、センサーが誤作動を起こしたりする場合もあるため、注意しましょう。
スマホの画面には、顔などの皮脂や指の指紋など、汚れが付着しやすいものです。そのため、日頃からスマホ専用のクリーナーなどで、画面を清潔に保つようにしてください。また、濡れた手で触ったり浴室で使用したりすると、水分が画面に付着し、反応しなくなる場合もあります。
4.保護シートが感度を下げている
スマホが反応しないときは、保護シートが割れていたり、浮いていたりしていないかを確認してみましょう。画面と保護シートの隙間から細かいホコリやゴミが入り、センサーが正常に反応しない可能性があります。
また、ケースと保護シートが干渉することで保護シートが浮いてしまい、その結果タッチパネルの感度が悪くなることも考えられます。これらは、とくに画面の縁まで覆うような保護シートで起こりやすいので、ケースに干渉しない設計のものを選ぶといいでしょう。
5.スマホが故障している
スマホ自体が故障している場合、タッチパネルが反応しないことがあります。
正面から見ただけではわからないヒビが入っている可能性も少なくありません。画面が割れていないか、スマホを傾けてさまざまな角度からしっかりと確認してみましょう。
当然、スマホが故障するとタッチパネルが反応しないだけでなく、さまざまな不具合が生じる可能性があります。そのまま放置してしまうと、スマホが完全に使えなくなることも十分に考えられるでしょう。故障は自分で改善できないため、修理や買い換えを検討することをおすすめします。
スマホが反応しない場合の7つの対処法
ここからは、スマホが反応しない場合の対処法について詳しく解説していきます。
対処法として挙げられるのは、以下の7つです。
- 指を濡らしてみる
- アプリやブラウザを終了する
- 履歴やキャッシュの削除
- 画面をキレイにする
- 保護シートを貼りなおす
- 手袋モードを解除する
- 強制終了を試す
まずは、これらの対処法を試してみましょう。
1.指を濡らしてみる
指の乾燥が原因でスマホが反応しない場合は、指を濡らした状態でタッチ操作をおこなってみるといいでしょう。このとき、指は湿らす程度で十分です。
指を濡らすことで、静電気が通りやすい状態となり、症状が改善される可能性があります。また、タッチパネルの反応に影響が出ないよう、日頃から乾燥対策をおこなうことも大切です。
2.アプリやブラウザを終了する
複数のアプリやブラウザが起動している場合は、すべて終了した上で様子を見てみましょう。アプリやブラウザが起動したままの状態では、スマホに大きな負荷がかかっている可能性があります。
- ホーム画面下から上へスワイプし画面の中央で指を止める
- 起動中のアプリが表示されるため、さらに下から上へスワイプして終了
- ホーム画面の左にある「四角ボタン」「縦線3つのボタン」「横線3つのボタン」のいずれかをタップ
- 起動中のアプリが表示されるため、下から上へスワイプして終了
アプリを都度終了させることは、バッテリーを長持ちさせる上でも有益です。
参考:iPhone や iPod touch で App を終了する方法|Appleサポート(日本)
参考:Q 【Android】起動中のアプリを終了する方法が知りたい|au
3.履歴やキャッシュの削除
タッチパネルの反応が悪い場合は、キャッシュや履歴の消去を試してみてください。
キャッシュとは、アプリやインターネットを利用したときに一時的に保存されるデータのことで、再表示した際の通信量を抑えたり、読み込みスピードを上げたりする効果があります。
しかし、キャッシュが溜まり過ぎてしまうとスマホに負荷がかかるため、動作が鈍くなりやすいのです。
キャッシュ削除・履歴の削除方法を以下に記載します。
- iPhoneで「Safari」を開き「ブックマーク」(本のアイコン)をタップ
- 「履歴」(時計のアイコン)をタップ
- 「消去」をタップ
- 「すべての履歴」にチェックを入れ「履歴を消去」をタップすると削除完了
- 「Chrome」を開き、画面右上の「その他のアイコン」をタップ
- 「履歴」をタップ
- 「閲覧データを削除」をタップ
- 「全期間」を選択し、「Cookie とサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスをオンにする
- 「データを消去」をタップし削除完了
上記を参考に、不要な履歴・キャッシュを削除しましょう。
参考:iPhoneでキャッシュを消去する|Apple サポート(日本)
参考:キャッシュと Cookie の消去|Googleアカウントヘルプ
4.画面をキレイにする
スマホの画面が汚れていたり、水分が付着している場合には、画面をキレイに拭いてみましょう。
このとき、メガネクロスやスマホ専用のクリーナーを使用することが望ましいです。スマホの画面には皮脂汚れや指紋がつきやすく、ティッシュや通常の布だと取れない場合があります。画面に傷をつけてしまう可能性も否定できないので、避けたほうがいいでしょう。
また、液晶画面用ではないウェットティッシュも、避けたほうが無難です。ウェットティッシュには界面活性剤や研磨剤が含まれているものが多く、スマホの画面やケースを劣化させてしまう可能性があります。
5.保護シートを貼りなおす
保護シートが劣化している場合は、新しい保護シートに貼りなおしてみましょう。前述したとおり、保護シートが割れていたり浮いていたりしていると、保護シートと画面との隙間に細かいホコリやゴミが入りやすくなります。その結果、センサーの反応が鈍くなり、タッチの感度が悪くなるのです。
保護シートが劣化していない場合は、保護シートの素材や厚みが影響している可能性が考えられます。その場合、一度保護シートを剥がして、スマホの反応を確認するのもいいでしょう。
6.手袋モードを解除する
Androidスマホの場合は、手袋モードが有効になっていないかを確認しましょう。手袋モードとは、その名のとおり手袋をはめたままタッチパネルを利用できる機能のことです。
冬場など手袋が必要な時期には便利な機能ですが、手袋モードが有効になっていると、少し触れたりポケットやカバンに入れたりするだけで反応してしまいます。
とくに、素手でスマホを使うときに手袋モードが有効になっていると、タッチが正しく認識されない可能性もあるため、通常時はオフにしておきましょう。
7.強制終了を試す
スマホがまったく反応しない、電源の再起動もできないという場合には、強制終了を試してみてください。
スマホに負荷がかかってしまい画面がフリーズしているときは、強制終了で改善できる可能性があります。強制終了する際は、操作の途中でバッテリー切れにならないよう、充電をしてから実施しましょう。
強制終了の手順は機種によって異なりますが、Xperiaの場合だと、電源キーと音量アップボタンを同時に数秒間長押し、連続して3回振動した時点で指を離せば、強制的に電源が切れます。
またiPhone8以降の場合は、音量アップボタン>音量ダウンボタン>電源ボタンの長押しで強制的に再起動します。このとき、音量アップ・ダウンボタンの操作は、押してから素早く離すようにしてください。
直らない場合は修理をしよう
以上のことを試しても症状が直らない場合は、タッチパネルやセンサーの故障が疑われるため、修理を検討しましょう。スマホの修理では、修理拠点に端末を預けることになります。事前にデータのバックアップを取っておきましょう。
なお、タッチパネルやセンサーの不具合をそのままにしてしまうと、画面が勝手に反応する「ゴーストタッチ」という症状が出る可能性があります。
ゴーストタッチの症状は、アプリが勝手に起動したり、メールやLINEなどの文字入力が止まらなかったりとさまざまです。場合によっては、誤動作によりパスワードやパスコードがロックされてしまうケースも考えられます。
そのため、故障が疑われる場合は、速やかに修理を受け付けている店舗へ相談するようにしましょう。
修理前にバックアップを取りたい場合はマウスと接続する
修理前にバックアップを取りたくても、スマホが反応しない、操作ができないといった場合には、マウスを接続するといいでしょう。
必要なものは、パソコンで使用するマウスと、マウスをスマホに接続するための専用の変換アダプタです。変換アダプタをスマホの充電端子とマウスに接続するだけで、スマホでもマウス操作が可能となります。
あとは、スマホ側でデータのバックアップ、アプリを引き継ぐための操作をおこないましょう。特別な設定方法はありませんが、専用の変換アダプタを購入する際には、スマホの充電端子に対応しているかどうかを必ず確認してください。
スマホの充電端子に変換アダプタを接続するため、充電しながらの操作はできません。バックアップ途中で充電切れにならないよう、バッテリー残量が十分にある状態で接続するようにしましょう。
マウスに接続バックアップを取る手順について、詳しく解説していきます。
- iPhoneの場合
- Androidの場合
ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneの場合
iPhoneにマウスを接続する手順は、以下のとおりです。
- iPhone画面の「設定」をタップ
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップし、項目を開く
- 「AssistiveTouch」をオンにする
- ポインタが表示されれば操作可能
※Bluetooth接続する場合は、そのまま画面下へとスクロールし「デバイス」を選択して該当のマウスを選択する
なお、Bluetooth対応のマウスであれば、Bluetoothでの接続もできます。
Androidの場合
Androidにマウスを接続する手順は以下のとおりです。
- マウスと専用の変換アダプタを用意し、スマホ本体に接続する
- ポインタが表示されれば操作可能
※Bluetooth接続する場合は「設定」>「Bluetooth」をオン>マウスをペアリング状態にし、スマホの画面に表示された該当のマウスを選択する
自身のスマホに応じて、上記の方法を試してみてください。
修理が必要な場合どこでできる?
スマホの修理が必要となった場合、主な受付場所は以下の3つです。
なお、機種や購入店舗によっても受付場所が異なるため、注意しましょう。
- メーカー修理
- キャリアショップ
- 非正規の修理事業者
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、以下で詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
メーカー修理
iPhoneは、Apple StoreやAppleの正規プロバイダで修理受付をおこなっています。Androidスマホの場合は、スマホの各メーカーで修理が可能です。
修理受付は各メーカーの公式サイトから手続き可能となっており、故障端末は郵送でのやり取りとなります。
なお、購入後1年間のメーカー保証が切れていた場合、落下や破損など自然故障以外の故障の場合は、ほかの修理方法に比べて修理費用が高額になるため注意しましょう。
修理の見積もりや修理キャンセルにより、料金が発生する場合もあります。
<iPhoneの画面修理代金(税込)>
AppleCare+未加入 | AppleCare+加入時 |
---|---|
iPhone15 | |
42,800円 | 3,700円 |
iPhone14 | |
42,800円 | 3,700円 |
Apple Store・Appleの正規プロバイダで修理受付可能純正パーツによる修理が可能内部データは削除されてしまう可能性が高いため、事前のバックアップが必須エクスプレス交換サービスを利用すると比較的短期間で交換機が届くため、修理で使えない期間を短くできる |
※2023年12月時点
参考:iPhone の画面の修理|Apple サポート(日本)
<メーカー修理の修理代金/画面・ディスプレイ修理の場合(税込)>
SHARP(AQUOS SIMフリー) | HUAWEI P20 lite |
---|---|
14,000~50,000円 | 6,300円~ ※上記は部品価格のみの金額※上記金額以外に、作業代やクリーニング、メンテナンス代などが追加となる |
メーカー保証期間内であれば、ほかの修理方法よりも修理代金が安い場合がある端末の受け渡しは郵送の場合が多い修理見積もり、修理キャンセルの場合、料金が発生する可能性がある |
※2023年12月時点
参考:修理・概算料金|サポート・お問合せ|シャープ
参考:修理部品価格・作業費|【HUAWEI】公式サイト
メリット
メーカー修理の場合、修理で交換するパーツが製造されたものと同じ純正品のため、修理の質が高い点がメリットといえるでしょう。
また、メーカー保証の期間内に自然故障が起きた場合は無償での修理・交換が可能です。
安心できる修理拠点をお探しの方は、着目してみてください。
デメリット
メーカー修理は、ほかの修理方法に比べて修理日数が長いのがデメリットです。実店舗がなく、原則として郵送でのやり取りとなるため、修理が完了するまでに数週間かかるケースもあります。その間は代替機の貸出もないため、ほかに手持ちのスマホがあれば問題はないものの、もし故障したスマホしか持っていない場合は使えない期間があります。
さらに、データは保護されず初期化されてしまうことがほとんどです。データをなるべく消去したくない場合や、修理日数をできるだけ短くしたい場合は、 非正規の修理事業者を検討したほうがいいでしょう。
保証が適用されない場合は、ほかの修理方法に比べて修理代金が高額になってしまいます。見積もりや修理のキャンセルでも料金が発生する可能性が高いため、修理費用を抑えたい方には向いていないでしょう。
キャリアショップ
docomo・au・SoftBankなど、スマホを購入したキャリアショップで修理を依頼することも可能です。
各キャリアでは1年間のメーカー保証に対応しているほか、有料の補償サービスの加入により、メーカー保証対象外の故障についても修理代金がサポートされます。修理期間は約1週間から2週間程度かかることがほとんどで、その間は代替機の貸出が可能です。
故障したスマホは、キャリアショップで引き取り、受け取りについてはキャリアショップもしくは郵送のどちらかを選択できます。
なお、オンラインでの24時間修理受付もおこなっているため、ショップへ行く時間がない方も安心です。
<キャリアショップの修理代金/ディスプレイ修理・保証適用外の場合>
キャリア | モデル | 修理代金(税込) |
---|---|---|
docomo | Galaxy A52 SC-53B | 20,460円 |
au | ※機種を問わず ※除く高額機種 | 22,000~33,000円 |
SoftBank | Google Pixel7 | 16,500円 |
純正の交換パーツを使用した修理を実施1~2週間で修理が可能代替機の貸出が可能データは初期化される |
※2024年4月時点
参考:修理代金の目安|お客様サポート|docomo
参考:預かり修理|スマートフォン・携帯電話をご利用の方|au
参考:故障診断シミュレーター|スマートフォン・携帯電話|SoftBank
メリット
キャリアショップでの修理は、メーカー修理と同様に純製品のパーツを使用しているため、修理の質が高いことがメリットといえます。
また、1週間から2週間程度で修理が完了することもポイントです。メーカー修理に比べて修理期間が短く、故障したスマホを預けている間は代替機の貸出も可能となるため、スマホが使えなくなる心配もありません。
さらに、店員に質問や相談をしながら修理の手続きを進められるため、大きな安心感を得られることも、キャリアショップならではといえるでしょう。
デメリット
キャリアショップでの修理は、メーカー修理と同様に、データが初期化されてしまうことがデメリットといえます。事前にデータのバックアップを取ることは欠かせません。
どうしてもデータを残したい場合には、非正規の修理事業者を検討するといいでしょう。
非正規の修理事業者
非正規の修理事業者は、全国に実店舗を構えている場合が多く、交換パーツの在庫があれば、最短即日の修理も可能です。
メーカー修理やキャリアショップにおいて修理が保証適用外のケースに比べると、修理費用が安くなる可能性もあります。
<非正規の修理事業者(スマホスピタル横浜駅前店)の修理代金/液晶ガラス交換(税込)>
機種 | 修理代金 |
---|---|
AQUOS sense3 | 19,800円~ |
Xperia Z5 | 13,800円~ |
保証期間外、保証適用外の場合、修理代金が比較的安い最短即日の修理が可能データを残したまま修理が可能 |
※2024年4月時点
参考:AQUOS sense3の修理メニュー【2024年4月30日最新】|スマホスピタル横浜駅前店
参考:Xperia Z5の修理メニュー【2024年4月30日最新】|スマホスピタル横浜駅前店
メリット
前述したとおり、保証適用外の場合、メーカー修理やキャリアショップでの修理と比べて修理費用が安いのがメリットといえます。また、全国に多くの店舗を展開しており、その場で修理の相談ができる上、最短即日の修理が可能な点も魅力的です。
メーカー修理やキャリアショップでの修理受付と異なり、データが消去されないのも嬉しいポイントといえるでしょう。修理にあたって、どうしてもデータを消去したくないという方は着目してみてください。
デメリット
Appleや各メーカーの正規店ではないため、一度非正規の修理事業者による修理を実施すると、正規店での修理やバッテリー交換などの修理ができなくなるほか、保証も適用されなくなってしまいます。その理由は、修理の際に純正以外の交換パーツが使用されており、メーカー側では改造として扱われるためです。
安心・安全に修理に出したい方は、メーカー修理やキャリアショップの修理を選ぶことをおすすめします。
まとめ
スマホが反応しない原因には、故障以外にも指の乾燥やフィルムの影響、スマホへの負荷などが挙げられます。
まずは、それぞれの対処方法を試してみましょう。もし、いずれの対処方法を試してみても改善できない場合は、修理を検討する必要があります。
修理に出す際には、必ずデータバックアップをおこなってください。
主な修理方法は、「メーカー修理」「キャリアショップの修理」「非正規の修理事業者」の3つですが、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、しっかりと把握しましょう。
スマホが反応しない場合の対処法は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。