まだ使えるからといった理由で、長期に渡り、同じスマホを利用しているという方も多いでしょう。しかし、長年同じスマホを使い続けることには意外なリスクが潜んでいます。そのため、買い替えを検討すべきサインを見逃さず、最適なタイミングで新しいスマホへ買い替えるのがおすすめです。
本記事では、データに基づき、まだ使えるスマホの買い替えを検討すべきサインとおすすめの買い替えのタイミングについて詳しく解説していきます。買い替えのメリット・デメリットについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スマホ買い替えの平均年数は4〜5年!
スマホを買い替える平均年数は4〜5年といえるでしょう。
内閣府の「消費動向調査 令和5年3月実施調査結果」によると、スマホ以外も含めた携帯電話の平均使用年数は4.4年とされています。
令和4年3月時の平均使用年数は4.6年、令和3年3月時の平均使用年数は4.3年、令和2年3月時の平均年数は4.9年でした。
さらに、同調査の「主要耐久消費財の保有数量の推移 (二人以上の世帯)」によると、保有している携帯電話の割合は「スマートフォン」が「スマートフォン以外」を圧倒的に上回っています。このことからも、ここ数年のスマホを買い替える平均年数は、4〜5年と推察できます。
なお、2003年3月時の平均使用年数は2.2年、2013年3月時の平均使用年数は3.2年とされています。携帯電話の使用年数は年を追うごとに伸びていることがわかります。
スマホの使用期間の目安は何年?その理由は?
スマホの使用期間の目安は、3〜4年といえます。
内閣府の「消費動向調査 令和5年3月実施調査結果」によると、携帯電話の買い替えの理由は「故障」が38.7%と最も多く、次いで「上位品目への移行」が30.6%でした。さらに、スマホの買い替えの平均使用年数が4.4年であることを加味すれば、使用期間の目安は3〜4年が妥当といえるでしょう。
ただし、スマホの寿命は使い方や、使う人によって大きく異なります。後述するスマホの買い替えを検討するべきサインや、買い替えにおすすめのタイミング、買い替えるにはもったいないタイミングを考慮したうえで、自分に合った適切な買い替え時期を見極めることが重要です。
スマホの買い替えを検討するべき5つのサイン
この章では、スマホの買い替えを検討すべきサインについて、詳しく解説していきます。内容は以下の5つです。
- バッテリーの持ちが悪くなったとき
- スマホの容量が足りないとき
- アプリの起動・動作が鈍くなったとき
- OSやアプリをアップデートできなくなったとき
- 使いたい機能が現機種に対応していないとき
スマホを快適に使うためにも、買い替えのサインを見逃さないよう注意しましょう。
1.バッテリーの持ちが悪くなったとき
スマホの買い替えを検討すべきサインの1つ目は、バッテリーの持ちが悪くなったときです。
機種やモデルに限らず、スマホのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は劣化が早く、使用頻度や充電回数によっても異なりますが、約2〜3年が寿命といわれています。
バッテリーが劣化すると、1回の充電で使用できる時間が短くなるため、頻繁に充電しなくてはならなかったり、スマホ本体が発熱したりする可能性もあります。また、バッテリーが膨張し、場合によってはスマホの外観破損につながる恐れもあるため、注意しましょう。
バッテリーの劣化は、最大容量80%未満が目安と言われています。iPhoneの場合、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」からバッテリーの最大容量を確認できます。
Androidは、「設定」>「端末情報」>「機器の状態」>「電池性能表示」>「内蔵電池の充電能力」の順で確認できます。しかし、メーカーやモデルによって操作方法が異なったり、機能が搭載されていなかったりするため注意しましょう。バッテリーの最大容量を計測するアプリを利用するのも1つの方法です。
なお、バッテリーの劣化のみであれば、メーカーによるバッテリー交換で解決できる場合もあります。
2.スマホの容量が足りないとき
スマホの空き容量が足りず、スマホの動作が重くなったり、利用できなくなったりする場面が増えてきたら、買い替えのサインといえます。
長年、同じスマホを使用していると写真や動画、アプリなどのデータが蓄積されるため、空き容量が不足します。不要なデータを削除し、空き容量を確保できるなら問題ないでしょう。しかし、スマホ内のデータを整理しても空き容量を確保できない場合は、買い替えを検討すべきです。
スマホの空き容量が少ない状態のまま使用すると、操作がかなり重く感じられ、ストレスに感じることがほとんどです。また、写真や動画を撮影しても、空き容量が足りなければ保存できないため、買い替えのサインといえます。
3.アプリの起動・動作が鈍くなったとき
アプリの起動や動作が鈍くなった時は、スマホの買い替え時と考えられます。
アプリのアップデートは頻繁に行われており、バージョンが上がるごとに、ハードウエアやOSに求める要件も高くなるものです。起動や動作が遅いのは、そういったアプリの動作環境にスマホの性能が追いつけていない可能性があります。
スマホの性能もどんどん進化しているため、アプリの動作や操作性にストレスを感じるようになったら、買い替えのサインといえるでしょう。
4.OSやアプリをアップデートできなくなったとき
OSやアプリを最新のバージョンにアップデートできなくなったら、買い替え時といえます。
アップデートは、アプリの機能の追加や不具合の修正、OSのバージョンアップによるセキュリティ強化など、さまざまな内容で行われます。古い機種の場合、これらのアップデートに対応できないことがあり、アップデートできなければ最新の機能が使えなかったり、セキュリティの脆弱性や問題により安全に使用できない場合があります。
したがって、最新のバージョンへとアップデートできない時は、スマホを買い替える1つの目安といえるでしょう。
5.使いたい機能が現機種に対応していないとき
使いたい機能やアプリが、現在のスマホに対応していない場合も、スマホを買い替える目安となります。
iOSやAndroidとは、スマホの頭脳にあたるOSのことで、1年に1回ほどの頻度でメジャーバージョンアップが行われています。メジャーバージョンアップが行われるとスマホの仕様が大きく変わるため、それに合わせてアプリも最新のバージョンでリリースされることがほとんどです。
そのため、セキュリティや機能面などから、古いバージョンに対応していないアプリも少なくありません。アプリをインストールしようとした際に「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」と表示された場合には、アプリが要求する条件を満たしていないということになります。
当然のことながら、新機種になると多くの機能や高い性能を持つほか、最新のOSが搭載されているものです。手ぶれ補正機能のついたスマホにしたい、今まで使えなかったアプリを使用したいといった場合には、スマホの買い替えを検討するとよいでしょう。
まだ使用できるスマホを買い替える3つのメリット
この章では、まだ使用できるスマホを買い替えるメリットについて詳しく解説していきます。内容は以下の3つです。
- バッテリーの持ちが改善する
- 処理速度や機能が向上する
- 故障リスクを低減できる
まだ使用できるスマホを買い替えるのはもったいないと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.バッテリーの持ちが改善する
スマホを買い替えるメリットの1つ目は、バッテリーの持ちが改善されることです。
スマホのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、その特性上、日々の充電と使用による放電を繰り返すことで劣化が進みます。そのため、長年に渡り同じスマホを使っていると1回の充電で使用できる時間が短くなり、頻繁に充電しなければなりません。
しかし新しいスマホに買い替えると、バッテリーが新しくなり1回の充電で使用できる時間も改善されます。頻繁に充電しなければいけないストレスや、外出先で充電が切れてしまうリスクを考えると、バッテリーの持ちが改善されることは、まだ使用できるスマホを買い替えるメリットといえるでしょう。
2.処理速度や機能が向上する
スマホを買い替える2つ目のメリットは、処理速度や機能が向上することです。
スマホは古い機種よりも新しい機種のほうが、当然ハードウエアのスペックが高いため、処理速度が速くなり、新たな機能も使えるようになります。例えば、スマホのカメラの性能であれば、最新の技術を利用した「オートフォーカス機能」や「手振れ補正機能」などが代表的です。
さらに、アプリの起動や操作性もスムーズになり、負荷の大きいゲームアプリなどもストレスなく楽しめるでしょう。
また、新しい機種ほどセキュリティが向上していると考えられるため、個人情報のデータが抜き取られたり漏洩したりするなどのリスクに備えられることも買い替えるメリットといえます。
3.故障リスクを低減できる
スマホを買い替える3つ目のメリットは、スマホの故障リスクを低減できることです。
スマホは経年劣化により故障しやすくなるほか、耐水・防水対応のモデルでも、通常の使用による摩耗や破損などにより、防水性能が失われる場合もあります。
先ほども述べた通り、内閣府の「消費動向調査 令和5年3月実施調査結果」によると、携帯電話の平均使用年数は4〜5年ほどとされており、買い替えの理由は故障がもっとも多いです。以上のことから、使い方や環境によって異なるものの、スマホの寿命は5年ほどと推察されます。
故障によって、スマホの大事なデータが消失してしまう可能性もゼロではありません。まだ使用できるうちに、買い替えることで故障のリスクを低減できるでしょう。
まだ使用できるスマホを買い替える3つのデメリット
この章では、まだ使用できるスマホを買い替えるデメリットについて、詳しく解説していきます。内容は以下の3つです。
- コストがかかる
- 現在の機能が使用できなくなる可能性がある
- 手間がかかる
スマホの買い替えで損しないためにも、それぞれのデメリットを確認しましょう。
1.コストがかかる
スマホを買い替えるデメリットの1つ目は、コストがかかることです。
スマホを買い替えると、当然ながらスマホ本体の購入代金と合わせ、充電器やケースなどのアクセサリの費用も発生します。
また、スマホの返却プランなど、一部の支払いが免除される場合は問題ありませんが、月々の支払いが残ったままで新しいスマホに買い替えてしまうと分割代金が二重となってしまいます。そうなると月々の料金負担が増えてしまうことになるでしょう。
スマホはそもそも安価な買い物ではありません。分割で購入している場合は、返却プランの有無や分割代金の残額などをしっかり確認したうえで、スマホの買い替えを検討しましょう。
2.現在の機能が使用できなくなる可能性がある
スマホを買い替える2つ目のデメリットは、現在の機能が使用できなくなる可能性があることです。現在使用していて便利に感じている機能が、新しい機種には対応していないといったことがあります。
継続して使いたい機能や必要な機能があれば、買い替える前に新しいスマホの機能や特徴をしっかり比較・検討したうえで決めることが大切です。
例えば、AndroidであればSDカードスロットが搭載されていなかったり、iPhoneならTouch IDが使えなかったりすることがあります。とくにiPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへと買い替える場合はスマホの仕様や操作性が大きく異なるため注意しましょう。
3.手間がかかる
スマホを買い替える3つ目のデメリットは、スマホの買い替えの手続きそのものだけではなく、バックアップやデータ移行など相当の手間がかかることです。
とくに、長いこと使用しているスマホの場合、写真や動画などのデータやインストールしているアプリが多くなりがちです。それらをすべて、新しいスマホへ移行するとなると、かなりの手間と時間がかかります。
さらに、最近ではキャッシュレス決済のメイン端末をスマホにしている方も多いでしょう。そういった決済系のアプリは、より一層の注意や細やかなデータ移行が求められるため、ストレスとなりやすいと考えられます。
なお、大手キャリアのdocomo・au・SoftBankでは、ショップにてデータ移行のサポートサービスを行なっていますが、有償かつ、移行することができないデータがあります。
ただし、買い替え時期を先延ばしにしたところで、手間は大して変わりません。また、スマホを買い替える際は、不要なデータを削除したうえでバックアップしたり、アプリのアカウントをしっかり確認しておいたりと、事前準備をしっかり行うことでデータ移行が比較的スムーズになるでしょう。
スマホを買い替えるにはもったいない3つのタイミング
この章では、スマホを買い替えるにはもったいないタイミングについて、詳しく解説していきます。内容は以下の3つです。
- 新型機種が発表される前
- 新生活キャンペーンが展開される前
- 購入から使用年数があまり経っていないとき
スマホの買い替えで損しないためにも、もったいないタイミングをしっかり把握しましょう。
1.新型機種が発表される前
新型機種が発表される前に買い替えると、損してしまうことがあります。
その理由は、新型機種に搭載される機能の恩恵を受けられないためです。先ほども述べた通り、新型の機種ほど性能がよくなるのが一般的です。新型機種の発表前に買い替えてしまうと、最新の機能が使用できない可能性が高まります。
また、新型機種が発表されるタイミングで旧型機種が安くなるケースも多く、旧型機種でも構わないという方も費用の面で損してしまうかもしれません。そのため、旧型機種に買い替える予定でも、新型機種の発表を待つのが懸命といえます。
2.新生活キャンペーンが展開される前
新生活キャンペーンが展開される前は、スマホの価格が下がっていないことが多いため、買い替えるのがもったいないタイミングといえます。
大手キャリアでは、新生活が始まる3月〜4月頃にキャンペーンを行なっていることがほとんど。その時期は、新学期・新生活に合わせてスマホを買い替える人が増えるため、それに合わせて、かなりの割引率でキャンペーンを実施しています。
故障などの理由から、やむを得ず買い替えなければならないといった場合は仕方がないものの、スマホが使用できる状態であれば新生活キャンペーンの時期まで待つことをおすすめします。
3.購入から使用年数があまり経っていないとき
購入から1年前後など使用年数があまり経っていない場合は、買い替えるのはもったいないといえます。
その理由は、最近のスマホはそもそも高スペックであり、ハードウエアスペックの更新があるといっても、1年前後では大きく進化することがないためです。まだ十分に使える状態であれば、スペックがより進化した新型機種の発売を待つのが得策といえます。
ただし、どうしても最新の機種にしたいなど、こだわりがある場合はこの限りではありません。また、購入してからの使用年数が少なく劣化もほとんどないスマホであれば高額で買い取ってもらえるケースもあります。
スマホの買い替えにおすすめな4つのタイミング
この章では、スマホの買い替えにおすすめなタイミングについて、詳しく解説していきます。内容は以下の4つです。
- 料金プラン見直しのタイミング
- キャンペーンやキャッシュバック展開のタイミング
- アップデートのサポート対象外となったタイミング
- 新型機種が発売されたタイミング
お得にスマホを買い替えるためにも、適切なタイミングをチェックしましょう。
1.料金プラン見直しのタイミング
料金プランの見直しのタイミングで、スマホを買い替えるのもおすすめです。
自分の使い方と料金プランが見合っていないと、スマホの使用料金が高くなり、損している可能性があります。データ通信量や通話時間など、自分に最適な料金プランになっているかを見直すタイミングでスマホを買い替えれば、買い替えのデメリットである手間を少し省けるでしょう。
また、新型機種に合わせたキャンペーンや、新しいプランが展開されるケースもあります。さらに、他のキャリアの料金プランも比較検討すれば、より自分に適したプランが見つかるでしょう。
2.キャンペーンやキャッシュバック展開のタイミング
スマホを買い替える際は、キャンペーンやキャッシュバックを展開しているタイミングを狙うのもおすすめです。
先ほど述べた新生活キャンペーンや夏・冬のボーナス商戦など、1年を通してキャンペーンやキャッシュバックのタイミングは複数あるため、それに合わせて買い替えを検討してみてください。場合によっては数万円ほどお得になることもあるので、見逃さないようにしましょう。
キャリア | キャンペーン・キャッシュバック | 特典内容 |
---|---|---|
docomo | 5G WELCOME割 | 3Gもしくは4G端末から5G対応端末へ買い替えた場合、最大22,000円(税込)割引 |
SoftBank | オンラインショップ割 | SoftBankオンラインショップにて、他社からの乗り換え(MNP・番号移行)かつ指定機種の購入で、機種代金が最大21,984円割引 |
au | 5G機種変更おトク割+iPhone機種変更おトク割(4G)適用 | 対象機種への機種変更と同時に対象の料金プラン、対象の故障紛失サポートに新たに加入または加入中で、機種代金から最大11,000円(税込)割引 |
RakutenMobile | iPhoneトク得乗り換えキャンペーン | 楽天モバイルを初めて申し込み・対象iPhone購入・買い替え超トクプログラム利用・対象iPhone下取りで、最大19,000円分の楽天ポイント還元 |
Y!mobile | オンライン限定タイムセール | Y!mobileオンラインストア限定のタイムセールで、スマホを1円~購入できる |
※2023年10月執筆時点
参考:5G WELCOME割|NTTドコモ
参考:オンラインショップ割|ソフトバンク
参考:5G機種変更おトク割|au
参考:iPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大19,000ポイント還元!|楽天モバイル
参考:オンラインストア限定タイムセール!|Y!mobile
3.アップデートのサポート対象外となったタイミング
OSやアプリのアップデートが、サポート対象外となったタイミングでスマホの買い替えを検討するのがおすすめです。
iOSやAndroidでは、セキュリティや機能を強化するために、アップデートが頻繁に行われています。しかし、アップデートできなければ一部の機能が使えなかったり、ウイルス感染のリスクが高まったりするため、買い替えを検討したほうがよいでしょう。
なお、一般的に発売されてから3年以上経過したスマホは、徐々にサポートが終了していくと言われています。
4.新型機種が発売されたタイミング
新型機種が発売されたタイミングで、買い替えを検討するとよいでしょう。
新型機種は当然、最新の機能・性能が搭載されているため、最新の機能を利用したい方は新型機種の発売を待って買い替えるのがおすすめです。
また、新型機種の発売にともない、旧型機種の価格が下がるケースもあります。スマホに最新の機能を求めない方や割安なスマホを購入したい方も、新型機種が発売され、旧型機種の価格が下がるタイミングを狙うとよいでしょう。
ただし、旧型機種は最新のサービスや新しいプランに対応していない可能性があることに留意しましょう。また、新型機種の発売により旧型機種が生産終了となり、入手しづらい場合も考えられます。
なお、新型機種のなかでも人気があるスマホは、事前にリークや噂がでることも多いため、事前に機能や性能をチェックしておくのがおすすめです。
シリーズ名 | 発表予定時期 |
---|---|
iPhone | 3月・9月 |
Pixel | 5月・10月 |
Galaxy | 4〜5月・9〜10月 |
Xperia | 6〜7月・10〜11月 |
買い替えはもったいない!そんなときはスマホ保険の検討がおすすめ
どうしても、まだ使えるスマホを買い替えるのはもったいないと考えている場合には、スマホ保険を検討するのがおすすめです。
スマホ保険とは、メーカー保証対象外のスマホでも加入できる補償サービスのこと。携帯キャリアではなく、保険会社で提供しているものが多く、保険料も比較的割安なのが大きな特徴です。
通常、購入後1年間はメーカー保証を受けられるものの、それ以降は保証対象外となり、修理代金が高額になる可能性があります。一方、スマホ保険は、購入から年数が経過したスマホでも保証対象になるほか、水濡れや破損、盗難、紛失などのトラブルにも保証が適用される場合もあります。
スマホを買い替えるのではなく、これからも長く使っていきたいと考えている方は、故障に備えられるスマホ保険に着目するとよいでしょう。ただし、サービスによって加入条件や保証範囲が異なるため、しっかり比較検討することが重要です。
まとめ
スマホの使用期間の目安は3〜4年と推察されるほか、故障・上位品目への移行といった理由でスマホを買い替えるケースが一般的です。スマホを長期で利用していると、バッテリーの劣化・空き容量の不足・アプリの起動や動作が重くなる・OSやアプリのアップデートができなくなるといった症状が起こりやすくなります。
たとえまだ使えるスマホだとしても、新しいスマホへ買い替えることで、これらの症状を改善したり快適に使えたりするメリットがあります。同じスマホを長年使用している方は買い替えを検討するのがおすすめです。
また、スマホの買い替えにおすすめなタイミングとしては、料金プランの見直し・キャンペーン時、キャッシュバックの展開時、アップデートのサポート対象外になった時、新型機種の発売時などがあげられます。
どうしても買い替えがもったいないと感じる場合は、スマホ保険を検討してみるのも1つの方法です。ぜひ、本記事を参考にし、よりお得なスマホの買い替えを狙いましょう。